福島県知事は、本会からの再々質問状に対しても回答を拒否し、代わりに森林保全課がほとんど中身のない回答を戻してきました。
単に県知事が責任をもって回答しないだけでなく、専門家から指摘された科学的な知見に基づく防災上の危険性について、住民が納得できるような判断根拠やデータを示さないまま「問題ない」を繰り返しました。

2025年9月2日付で県知事宛の質問状を出して以来、県知事は、決して県知事名での回答を発出しようとはしません。
➡ 福島県知事宛要望書(25/9/2)
➡ 県知事宛要望書への森林保全課回答
(25/11/20)
➡本会の要望書に対する県知事・県庁の対応の経過(25/9-26/1)
仮に担当部署の森林保全課から発出するとしても、県知事にその内容を事前に承諾したか否かを、私たちは聞いているのです。
単なる事実確認ですから、知事は「自分も内容を了承している」とだけ答えればよいのですが、今回も答えません
なぜ、こんな単純な事実確認ですら避けるのでしょうか?これでは、将来に向けた責任逃れの布石かと疑われても仕方ありません。
知事が「自分も承認している」と言ってくれないと、実は代理で回答している保全課も不安なのでは?

さて、その保全課ですが、前回と同じく、専門家から指摘された安全性の問題について、何ら具体的な証拠やデータを提示せぬまま、「審査基準にのっとって適当であると判断した」と繰り返すのみ。
私たちが提出した資料に対する科学的反論を示してくれと要請したにもかかわらず、一切無視。
これでは、県側は現場の安全性を保証するに足る科学的根拠や知見を持ち合わせていないのだろうという疑いが強まるだけです。
次に、緑化についての回答も同様です。
県側はあのようなはげ山が放置されている現実に目を背けて「計画通り施工されていることを確認した」などと言い続けております。
つまり、県側は今の状態はすべて当初からの計画通りの姿であり、何ら問題ないと主張します。
他方で①の質問にある通り、事業者は工事中から追加で植栽を植えたかったのに県側が許可しなかったと主張しています。
参考➡ 事業者HP 植栽工事の実施について
どちらが本当なんでしょうか?
県側は今回、この事業者側の主張を否定していますが、事業者が追加で植栽を検討していたこと自体、計画通りの緑化が進ます問題が生じていたことを認めていたことをうかがわせます。
つまり、計画通りに緑化が進んできたという県側の説明と矛盾し、どちらかがウソを言っていることになります。
この矛盾については徹底して事実関係を解明する必要があります。

県知事は、光害についても口をつぐみます。
言うまでも光害は、市の中心部からも見えます。
当然、県庁舎からも見えますし、知事も公務で市内を移動する際には、おそらく目にされたものと思います。
そうであれば、県行政のトップとして、この前代未聞の光害について、どう考えているのか聞きたいのは県民の素朴な感情。
でも、答えない。知事が目をつぶるのは光害だけでなく、民意に対しても?と皮肉りたくもなります。
そして、最後にAmp社/AC7社の対応について。
県側が森林開発を許可する際に「住民に丁寧に説明する」ことを約束させたのは、義務ではない。
だから我々は何も責任ない、何もやらない。
県側がこの姿勢ですから、事業者であるAmp社/AC7社は、これ幸いと住民の前から雲隠れし、現在ではメール問い合わせにも応えず、完全に住民対応を放棄しています。
といより、こうした杜撰な住民対応を、実は裏で黙認しているのは県庁なのです。以下ご参考ください。
➡参考 自称「AC7社」の正体は「Amp社」ーカオナシ企業の住民対応(~25年7月末)
➡ 「AC7社」を演じ続ける「Amp社」‐カオナシ企業の住民対応 II(~26年4月末)
しかし、事業者への指導はもはや自分たちの管轄外であるとして責任を回避しながら、他方で今後も事業者から報告があれば、それは受けるというのが県庁。
それならば、事業者から自主的に届いた報告は、県側も自主的に県民に知らせるつもりはあるんでしょうか?
住民対応を放棄した事業者を指導せず、責任ないと言いながら、裏では事業者から密かに様々な報告を受けている県庁。
この間の県側とのやり取りを経て、県庁が「福島殿」ならぬ「伏魔殿」に見えてきました。怖いです。