福島テレビ(FTV)、市役所の光害報告内容をいち早く報道。

先般、福島市議会の建設水道委員会において、光害に対する市側の現地調査の結果が報告されましたが、この委員会の開催事実自体がほとんど外部に知らされておらず、重要な報告内容が全く市民に知らされていない問題について指摘しました。
  ➡  ”福島市、光害調査結果を建設水道委員会で報告。50分以上も反射光が持続する地域も確認。ただし、市議委員の反応は鈍く、勉強・認識不足を露呈。市は近く報告書の公開を予定。 26/5/26
 しかし、昨日、地元メディアの中で初めて福島テレビ(FTV)が、この報告書の内容を夕方のニュースで報じました
 ➡ FTVニュース ”メガソーラーの光害 事業者予測で一日5分程度が53分のところも 福島市が現地調査の結果まとめる 26/5/28
 この見出しにある通り、事業者側(AC7社/Amp社)の事前予測では「一日5分程度」とされていた光害が、実際には最大「53分」もあったことなど、具体的な数字も挙げて報道しています。このような重要かつ正確な情報が地元局から発信されたことは喜ばしく、FTVは地元局に期待される役割を誠実に果たされているとの印象です。翻って、他局や福島民報/民友は、どうでしょうか?相変わらず、自ら進んで取材報道することなく、お役所からの情報開示を待って「官報」を発行されるおつもりでしょうか?
 ついでに市側の情報開示・スピードについても一言付言します。福島市環境部が建設水道委員会に光害の調査結果を報告したのは、先週の5月22日(金)です。今日でちょうど一週間です。市側は近く市民にも報告書を公開すると言ってはいましたが、議員先生方への報告から一週間が過ぎても、いまだに報告書は公開されていません。市側は以前から市役所HP内に「先達山太陽光発電施設特設ページ」を設けて情報発信をしていますが、このページの内容・説明の乏しさ、情報更新の遅さを見れば、市側が情報開示に積極的ではないことは明らかです。本会はこれまで何度も市側に改善を求めてきましたが、全く改善されていません。
 今回のFTV報道が具体的な数値まで挙げて光害報告書の内容を報じていることから見て、市側はメディアにもすでに詳しい情報提供を行ったことが窺えます。この結果を見ると、市側にとっての情報開示の優先順位は、①議員先生→②地元メディア →③一般市民ということになります。市民は一番後回しです。しかも、①から②へと情報開示の範囲が広がるまでに一週間を要していますから、我々のような③の一般ピープルに届くまでには、さらに1週間以上がかかるものと見込まれます。
 もっとも、市民の代表として選ばれ、最初に重要な情報に接した①の人々が、自らすぐに②や③へと情報を伝達してくれたら、市民が情報不足のまま待たされることもないのですが、上の記事でも書いたように、委員を務める議員自体が先達山問題・光害について勉強不足であるため、そのような積極的な情報発信が見られません。
 いずれにしても、こうした市民を後回しにする姿勢が、福島の行政・政治の世界では当たり前のように見過ごされているところに、「夜明け前」の闇を感じます。こうした市民・住民軽視の姿勢は、先達山事業者のAC7社/Amp社と何ら変わることなく、こうした「文化」がまかり通るのも、我々市民・住民の力と声が足りないということなのでしょう。結局、いつも同じ結論にはなりますが、それでも諦めず、厳しい目で市役所や議員先生方のお仕事ぶりを、直接かつ継続的に監視・注視し続けるしかないのでしょう。本当に疲れますね。福島市民として生きるのは。

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