2026年4月から福島県は、ディスティネーション・キャンペーン(Destination Campaign、略称 DC)なる観光客誘致キャンペーンを行っております。しかし、その県庁所在地である福島市を訪れる方々が最初に目にするものは、美しい吾妻連峰の山肌に現れた巨大なはげ山、黒光りするパネルの波です。それが先達山のメガソーラーです。さらにこの先達山は太陽光を見事に反射し、26万人もの人々が住む福島市街の全域に「光害」をもたらしています。
このような巨大なる迷惑施設の設置を許可し、今日まで放置・容認し続けている福島県/知事が笑顔で「福島にいらっしゃい」と訴える滑稽なキャンペーンこそが、このDestination Campaignです。この福島の自然と伝統、文化的プライドを奪った先達山のメガソーラーを全国の皆様にお見せたいというわけでしょうか?
だとしたら、それはそれで結構。でも、名前だけは変えてくださいね。福島”Death”tination Campaignへと。
それでは、私たちが、Deathtinationへの案内人を務めましょう。
まずは、ようこそいらっしゃいました。福島市へ。

福島市に入ったら、西側の吾妻地区をドライブしてみてください。
あの綺麗な山が、地元にとっての富士山。吾妻小富士です。
この時期になると斜面の雪が解け、ウサギのような姿が浮かび上がり始めます。
これが福島に春の訪れを告げる「雪ウサギ」です。
水仙と雪柳も畑の隅を彩り始めました。
穏やかな春風を受けながら、雪ウサギを見上げてください。
「あの雪ウサギの手前にみえる、あの△のはげ山と黒い棒線は何ですか?」って
聞かないでください。
五月になれば、手前の森の若葉が少しはハゲを隠してくれますので・・・・

でも、正体見たいですか。
じゃあ、お見せしましょう。
ほんの20メートルも動けば、全貌が見えますよ。
はい、これがその正体。
見事でしょ。これが、先達山のメガソーラー。
回りの山々に若葉が芽生えたら、
はげ山の茶色と若葉の緑、
パネルの漆黒と若葉の緑。
美しいコントラストが見れますよ。

この巨大さですから、少し離れた場所からも見えますよ。
30分ほど車を東側に走らせましょうか。
はい、ここは先達山から約20キロも離れた福島市東部の花見山。
この桜越しから、福島市西部の吾妻連峰が眺望できます。
写真では小さく見えますけど、中央にハゲの△山が二つ。
あれが福島の新たなシンボル
ランドマーク
先達山太陽光発電所です。

福島は春を彩るのは桜だけではありません。
福島は知る人ぞ知る桃の郷。
桜が散るころに桃が満開となります。
でも、
桃畑を背景にみあげる吾妻小富士の前には
やはり、メガソーラーが立ちはだかります。

この桃畑のすぐそばに地元の中学校があります。
あいにくのお天気ですが、今日は入学式みたいです。
大勢の子供たちが、春の訪れを喜びながら校門をくぐり、
この看板の前で記念撮影をするのでしょう。
背景の美しい山と「雪ウサギ」と一緒に「はい、ピース」
と思ったら、
一緒に映っていたのは、醜いはげ山と黒い蛇?
思い出の一枚まで真っ黒な気分。

動画でもご覧ください。
これから3年間、子供たちが登校するたびに目にするのがこれですよ。
そして、行事のたびごとに歌う校歌は、こうですよ。
緑豊かな吾妻山 流れ静かな天戸川
山に若木の生命あり 川に郷土の歴史あり
この恵まれし里に建つ 我らの校舎 ・・・
子供たちの学び舎にもたらされた Death
これだけでは、終わりません。 先達山は光るんです。
ご覧ください。
これが、今や福島に春の訪れを告げる新たな風物詩。
先達山の「光害」です。
春から秋にかけて、午後の時間帯に光ります。
しかも、これは市街地にも届きます。
しかも、直視できないほど眩しいんです。
Death”tinationをご覧になって、お帰りになる皆様。
くれぐれも、帰りの運転、お気をつけてください。
目に入ったら事故を起こしかねません。
そしたら、もたらさせれるものは、本物のDeath.