昨年末の仕事納めの日、2025年12月26日に、Amp社はAC7社名で「先達山太陽光発電事業に伴う反射光予測業務」と題された報告書を提出しました。分かりにくい題名ですが、いわゆる「反射光」=「光害」の発生の有無について検証した報告書です。本来、発電所の設置前に行うべき反射光のシミュレーションを行わず、光害を発生させた後になって今更、光害の「予測」を行って、その結果を市役所に報告するという誠に本末転倒な話です。そして、その「予測」の結果は、当然ながら、「光害」は福島市の広範な地域に発生するというものです。
この報告書の全文はポータルサイトにも掲載済➡ ③Amp社の「光害」報告書
すでに私たち福島市民は「光害」を目撃し、被害を受け続けてきたわけですから、こんな結論は当然の事。「予測」ではなくて「事実」を追認しただけの話です。ただ、実際に私たちが目にする「光害」の現状と比べると、この報告書の「予測」は、だいぶ抑えられた内容になっているとの印象です。この報告書の問題点については、追って改めて別ページを設けて報告いたします。
とはいえ、先達山のメガソーラーの事業者から、光害を発生させている事実を認めたも同然の報告書が市役所に提出された意味は大きいです。Amp社は2024年秋以来、たびたび市民から「光害」の苦情を受けてきたにもかかわらず、一切の対応をとりませんでした。また本会主催の対話会でも「光害」の事実自体を否定したり、実際には着手もしていない反射光のシミュレーションを実施中であると虚偽の説明を行ったりしてきました。そうした事業者が今になって「計算してみたら、やっぱり光害出るわ」と認めたわけですから、改めてこの事業者の倫理・責任が問われなくてはなりません。
また、福島市役所も、この間、こうした事業者の不誠実な対応を容認し、「光害」に対する積極的な調査や対応を怠ってきたことを反省すべきです。そして、遅ればせながら、この報告書を受けた以上、速やかに事業者に対して再エネ条例に基づく行政指導を行い、是正措置を取らせる必要があります。
なお、この機会に皆様におかれましては、この間のAmp社と市役所の対応がいかなるものであったかを、本サイトに掲載済みの下記の資料・映像で改めてご確認ください。こうした過去の経緯を踏まえれば、今回の報告書の位置づけが、より明確となり、事業者と行政の責任も浮き彫りとなるでしょう。
②Amp社の光害をめぐる虚偽説明と市役所の怠慢
ともあれ、今後、福島市長・市役所が、この報告書を受けて、どのような対応をとるのか注視して参りましょう。また、大規模な「光害」を発生させている迷惑施設に対して、いまだに福島の環境改善に資する優良案件として融資・投資を続けている企業の姿勢・行動も厳しく注視して参りましょう。

