先達山をはじめ福島の各地に作られた乱開発型メガソーラーの問題を描いた「かげる針路」(福島テレビ制作)が、先月から今月初めに東京で初上映されたことは、すでに本ページで紹介した通りです。
➡「かげる針路」、全国展開を前に福島テレビプロデューサーが制作意図を語る 26/7/29
お盆明けの今週から、いよいよ「かげる針路」が福島の隣県・宮城県都の仙台にて上映開始となります(同時に山形でも)。
宮城県でも鳴子温泉、白石市などで、ものすごい環境破壊型のメガソーラーがすでに設置されております。仙台の奥座敷である秋保温泉付近にも巨大な開発計画が進行中です。昨年10月の宮城県知事選挙で、現職の村井知事がフェイクニュースで「メガソーラー推進派」とレッテルを張られる事件が発生したのも記憶に新しいところですが、それだけ宮城の地でも悪質なメガソーラー案件が人々や不安を怒りをかき立てているということでしょう。この機会に、ぜひ仙台の人々にも、「かげる針路」を通じて再エネに乗じた悪質な乱開発の問題を広く知っていただきたいものです。
折よくお盆中の紙面を通じて、地元の『河北新報』が、この映画を大きく紹介してくれました。
さすが河北新報。その見出しで問題の本質をよく見抜いています。原発も再エネも、結局は中央のために地方を犠牲にし、リスクを押し付け、特定の巨大資本を潤すような産業・カラクリに過ぎないのです。これを都合よく全面的に美化し、正当化し、国策として進めてきた政治の責任は、今後、地方民によって問い直されるべきです。
➡ 原発、再エネ 変わらぬ構図 福島テレビ制作劇場版「かげる針路」『河北新報』26/8/14
なお、この記事では触れられていませんが、『河北新報』は以前の記事で、宮城の第一地銀である七十七銀行も、東邦銀行とならんで先達山に融資している事実も、きちんと報道しております。この機会に映画を見た方々も、宮城の銀行と福島の乱開発が直結している事実にも目を向けて欲しいです。
➡ 福島・吾妻山麓メガソーラー問題 住民が批判「景観破壊は投資企業も責任」識者は指摘「地域熟知する地銀が防波堤に」<リポート2025> 『河北新報』25/11/4