2025/5/10 Amp社法人代表 マルティン・シュタイン氏との対話会記録

2025年5月10日、本会の要望に応えてAmp社日本法人事業代表のマルティン・シュタイン氏が、同社長谷部・鈴木氏を帯同し、住民との対話会に参加しました。しかし、シュタイン氏からは住民の質問に対する不十分な回答が目立ち、事業トップに代わって長谷部氏・鈴木氏が冗長に語る場面が数多く見られました。一連の対話の中で、シュタイン氏が福島の現場で起きている住民の不満や懸念について正確な情報を把握しておらず、本会が3月13日にAmp社長谷部氏に求めたAmp社本社(在カナダ)に対する連絡伝達要請も把握していなかったこと、また今後ともAmp本社に対する住民の連絡伝達を取り次ぐ意思がないことを明言したことは本会にとって驚きであり、グローバルな再エネ事業者を名乗るAmp Energy、その日本法人の企業統治(ガバナンス)が機能不全でああること、また住民との最後まで真摯に対話する意思がないことを表れと受け止めました。また、対話会に参加した森林や防災の専門家からの指摘に対して、Amp社に科学的知見を理解し、対等に議論・説明できる担当者が不在であることも明らかとなり、住民との質疑応答でも不十分な回答が散見されました。ともあれ、ようやくAmp社トップが対話に応じる姿勢を見せた以上、今回、時間や言語の制約により十分に議論ができなかった懸念事項については、本会として、ひきつづきシュタイン氏と対話を重ねていきたく思います。

2025/5/10 先達山を注視する会 第三回報告会 兼 マルティン・シュタイン氏との対話会
映像記録 前半①(本会代表者との対話)
     前半②(本会代表者との対話)
     後半

議事録: 先達山を注視する会 第三回報告会 議事録 (以下のPDF参照)