昨年2025年9月2日、本会は福島県知事に対して、先達山の大規模な造成工事により地滑り・土砂崩れの危険性が高いこと、事業者が約束した緑化工事を怠っていること、杜撰なパネル配置により大規模「光害」が発生していること、事業者が雲隠れして住民に対する説明責任を果たしていないことなどを理由に、この開発工事の完了を認めず、留保するように求める要望書を提出しました。➡福島県知事宛要望書(25/9/2)
これに対して、県側からは、ようやく11月末に回答がありましたが、内容は乏しく、かつ県知事名の回答ではありませんでした。
そこで、本会では改めて県知事あてに質問状を作り、回答を求めました。しかし、これに対しても県知事は回答を拒否し、この問題に対して誠実に答える意思がないことを示しました。
さらに、こうした県民・住民からの要望や質問事項を無視する一方で、県知事は密かに2025年12月11日付で、先達山の開発工事が滞りなく完了したことを証明する「工事完了確認」の通知を発出していたことが明らかになりました。つまり、県民・住民の不安や懸念は置き去りにしたまま、行政当局と事業者の間だけで工事はどんどん進められ、最終的に県知事名で工事完了の確認がなされていたのです。この事実は全くメディアでも報道されていませんし、おそらく、これを知る県民はほとんどいないでしょう。
さらに驚くべきは、この工事完了をもって、県側の担当部局(森林保全課)は「もはや我々の仕事は終わった」と言わんばかりに、この開発事業や事業者への指導・監督責任を放棄する姿勢を見せ始めた事です。つ
このあたりの詳しい経緯と、このような県民軽視の行政対応が生じてきた背景を、本会なりに調査し以下のページにまとめました。ぜひとも、ご一読の上、福島県の行政の偽らざる実態に目を向けてください。そして、こうした行政をいかにして「注視」し、改善させるか、引き続きお知恵とご助言をお寄せください。 ➡ 本会の要望書に対する県知事・県庁の対応の経過(2025年9月―2026年1月)