本会のノボリ旗への嫌がらせ

先達山を注視する会の賛同者・支持者は、市内各地の自己所有地に左のノボリ旗を掲げています。この旗は、先達山問題に関心を寄せ、「注視」している住民の存在と意思のシンボルのようなものです。

しかし、このノボリ旗が各所に掲げられ、その数が増えていくのが気に入らないのか、人目に付かぬように、これを密かに破損する嫌がらせが相次いでおります。

これを誰がやったのか、やらせているのかは不明です。しかし、先達山開発に対して様々な問題提起と意義申し立てを続ける本会は、これまでも事業者であるAmp社が、活動内容について訴訟をチラつかせて威圧したり、あるいは銀行関係者を名乗る匿名の人物から本会代表の職場に嫌がらせ電話がかかってくるなど、陰に陽に、様々な妨害行為を受けています。

こうした経緯に照らすと、やはり、こうした本会ののぼり旗を狙う嫌がらせ行為も、先達山のメガソーラーで利益を上げる事業者側に近い人物・勢力の関与があるのではと疑う気持ちが起きるのは正直なところです。

いずれにしても、故郷の環境や景色、そして己の平穏な生活圏を取り戻そうとする動きに対して、こうした匿名の卑劣な行為が行われる福島の非民主的な社会の現状は嘆かわしいものです。メガソーラーの乱開発により、福島からは美しい風景のみならず、美しい人の心も消え去りつつあるのかと悲しくなります。

こうした現状を知っていただきたくいくつかの写真を掲載します。

道路わきのノボリが引き抜いて倒されるのは典型的な嫌がらせ事例。

ノボリの棹部分を折られたり、曲げられたりといった例もあります。

タバコの火のようなもので、ノボリの一部を焦がして穴をあけたような形跡もあります。

背景には、先達山のはげ山が見えています。

本来、黄金色の田んぼの向こうに美しい吾妻連峰が見えたはずなのに、遮っているのはメガソーラー。

そして、この惨状を嘆く地元民の気持ちをあざ笑うかのように、ノボリを密かに壊してほくそ笑む輩。

福島もひどい土地柄になりました。