敗軍の福島市長、兵を語る。先達山問題も敗因と認める。

昨日(25/11/16)に投開票された福島市長選挙において、現職市長の木幡浩氏は、新人の馬場雄基氏に約1.5万票差の大差で敗れました。
その結果を受けてのインタビューにおいて、木幡氏は自らの敗因について「強いて言えば(JR福島駅)東口の再開発、西口の跡地の問題、先達山の(メガソーラーの)状況、これらの現状から私への期待が高まらなかった」と率直に認めました。(FTVニュース報道はこちら)
 しかし、先達山問題が敗因の一つとなるほど重要なものとなっていることを認識しているのなら、この間、なぜ市民が怒りの声をあげるこの問題に真剣に取組まなかったのでしょう?そして、この間、本会が何度も市民集会や対話会への同席を求めてきたにもかかわらず、返事すら寄こさず一切無視し続けてきたのでしょう?
 それと対照的に、選挙期間中も本会主催の報告会に参加し、熱心にメガソーラー問題を語り、かつ参加者の声に丁寧に耳を傾けた馬場候補の圧勝。やはり、この結果は、福島の民意を如実に示したものと言えます。
 福島の市政史上、最年少市長の誕生。あまり変わろうとしない、そして語ろうともしてこなかった福島市民の姿勢にも変化の兆しです。
 これからの馬場市政がどのように展開していくのか、そしてメガソーラー問題にどのような手腕を示すのか、その門出を祝い、期待を寄せつつ、「注視」してまいりたいと思います。

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