本会が把握している範囲の報道記事(デジタル版)を整理して紹介します。
先達山問題はじめ福島市のメガソーラー問題に、どの社が真剣かつ持続的に取り組んでいるかを考える際の重要な参考資料です。
先達山問題について、より広く情報を得たいとお考えの方は、どの新聞を(デジタル)講読すべきか自ずと判断できるはずです。
報道各社に置かれましては、もしこの記事が抜けている、ぜひこの記事を掲載して欲しいといったご要望があれば、ご自由にお寄せください。また、本会が取り上げていない新聞/雑誌記事などあれば、随時、情報をお寄せください。
なお、以下で、記事の日付・リンク・内容紹介が間違っている点などあれば、忌憚なくご指摘ください。
河北新報
2025年2月4日 ”福島・吾妻山麓メガソーラー問題 反骨の49歳の東北学院大教授が住民団体を立ち上げたワケ”『河北新報』
2024年8月31日 “福島・吾妻山麓 メガソーラー建設中止求め、住民団体が県に署名簿”『河北新報』
2024年6月23日 “福島・吾妻山麓で開発進むメガソーラー、大雨で造成地から泥水流出 住民が災害発生に不安募らせる”『河北新報』
2023年5月7日 ″メガソーラー関連工事「生活空間脅かされる」 福島・吾妻山麓の住民反発”『河北新報』
2024年3月23日 “福島市、メガソーラー開発抑制へ指針改正 吾妻山麓で相次ぐ整備計画受け”『河北新報』
2024年2月11日 ”福島・吾妻山麓にメガソーラー計画続々 福島市が県に指導徹底の要望書提出”『河北新報』
2023年12年14日 ”アート展、美しい山守る一歩 福島・吾妻山麓の四季、写真や絵画で表現<ほっとタイム>”『河北新報』
『毎日新聞』
2025年2月12日 “メガソーラーを独自調査 市民団体発足 意見交わす 先達山/福島” 『毎日新聞』
2025年11月8日 “メガソーラーの規制で意見公募 福島市 /福島”『毎日新聞』
2024年10月24日 “脱炭素、見えない本気 再生エネ、相次ぐトラブル”『毎日新聞』
2024年10月23日 “山肌むき出し、そのわけは…日本のエネルギー政策はどこへ”『毎日新聞』
2024年8月31日 “県に建設停止を市民団体が要望 先達山メガソーラー/福島”『毎日新聞』
2024年8月23日 “メガソーラー禁止・抑制 福島市が条例制定へ /福島”『毎日新聞』
2024年7月3日 “ゴルフ場跡地に新メガソーラー 福島・25年夏以降稼働 /福島”『毎日新聞』
2024年6月12日 “メガソーラー 「先達山」で特設ページ 災害、景観に懸念 福島市/福島”『毎日新聞』
2024年2月10日 ”先達山メガソーラー 福島市長「景観配慮を」 知事に要請/福島”『毎日新聞』
『政経東北』
2024年10月13日 “【郡山市逢瀬町メガソーラー】事業者・施工者が「不正工事」否定のナゼ”『政経東北』
2024年10月12日 “経済界も懸念する【会津若松】【背炙山】風力発電問題”『政経東北』
2023年11月19日 “遅すぎた福島市メガソーラー抑制宣言”『政経東北』
2023年8月18日 “【福島市】メガソーラー事業者の素顔”『政経東北』
2023年1月9日 “福島市西部で進むメガソーラー計画の余波”『政経東北』
2021年11月5日 “相馬玉野メガソーラー事業者が「渦中の所有者」の関与を否定”『政経東北』
2021年3月5日 “【二本松市岩代地区】民間メガソーラー事業に不安の声”『政経東北』
2019年8月5日 “大玉村「メガソーラー望まない」 宣言の真意”『政経東北』
『朝日新聞』
2025年1月21日 “風力発電計画に「NO」 福島市長が国有地の貸し付けに不同意の意向”『朝日新聞』
2024年11月8日 “再エネ発電施設の規制条例案、福島市が市民の意見募る”『朝日新聞』
2024年9月1日 “「景観守る県条例制定を」 メガソーラー建設反対の団体が要望 福島”『朝日新聞』
2024年7月6日 “先達山メガソーラー 「造成緑地を前倒し」と管理業務受託会社”『朝日新聞』
2024年6月12日 “先達山メガソーラー、福島市がホームページに専用の特設ページ”『朝日新聞』
2024年6月8日 “先達山メガソーラー、福島市が災害用監視カメラ設置へ”『朝日新聞』
2024年6月6日 “県北農林事務所は工事中止を指示、本庁が覆す 福島のメガソーラー”『朝日新聞』
読売新聞
2024年5月17日 “福島のメガソーラー 先達山緑化向け工程表 市と業者 月内開示へ協議”『読売新聞』
編集者注:この記事の中で、木幡市長が、景観を壊した業者が行うという緑化作業について「木幡市長は「要請に従って中止した業者もあれば『法律的に効果はない』と続けようとしているところもあり、頭を悩ませている」と発言したとされています。この「法律的に効果はない」などと開き直っているのは業者なのか。あるいは、諦めて傍観している市長の発言なのか判然としない書き方です。いずれにしても、市長が本気で業者に是正・指導を迫ろうとしているのか、注視したいところです。
福島民報
2024年11月7日 【日曜論壇】玄侑宗久氏「山のあなた」『福島民報』
編集者注: 上記の論説で玄侑氏は、本サイトでも紹介している矢吹武氏の画集『雪うさぎの涙」について、「先達山のメガソーラーが壊した景観を歎き、「この先何十年もあの風景を見て暮らすのか!」と、様々な場面の怒りや憤懣や悲しみを絵詞で綴っている」と紹介している。そうであれば、この論壇を掲載した「福島民報」紙にも、この先達山の破壊について詳しく調査報道して欲しいものですが、全く動きが鈍いです。とりわけデジタル版において、先達山に言及した記事の紹介がが少ないのがきになります。先達山事業を許可した行政、それに融資する銀行や投資家への忖度の可能性を考えてしまうのは、本会だけではないでしょう。
2024年9月25日 ”【再エネ規制条例】環境との調和重要だ”『福島民報』
福島民友
2024年9月6日 ”【社説】メガソーラー整備/理解なき開発行為を許すな”『福島民友」
編集者注: 福島民友社も、上記の福島民報社と同様に、先達山に関するデジタル版記事の掲載数の少なさが際立ちます。「理解なき開発行為を許すな」と社説で論じながら、その目標を実現するために自らの報道力・調査力を行使しているとは思えません。福島県は主要な地元紙が二紙ある珍しい件です(他の例は、沖縄県ぐらい)。しかしながら、両紙とも先達山案件については、ともに沈黙。なぜなのでしょう。私たち県民はこの点についても「注視」しております。地元の山の問題を、地元紙が語らず、報道せず、他県紙や全国紙が報じる。福島には報道機関あって、ジャーナリズムなしでしょうか?明治期の福島事件以来の伝統と自負は今いずこ?
産経新聞
デジタル版で「先達山」関連の記事は見当たらず。